2024/08/30 12:22


多分、店主が26歳くらいだったと思います。

携帯電話の創成期で機器にストラップを必ずといっていいほど殆どの方が付けていました。家業のお土産屋を継いだのは丁度その頃です。ある方から観光物産の季刊誌がある事を教えてもらい、それを読んでいると裏面一面の広告でタカラ現在名称はタカラ・トミーかな?お人形のリカちゃんをミニチュアにして様々なご当地の衣装を着せた限定ストラップが掲載されていました。このストラップリカちゃんのお遍路バージョンを篠栗町限定として売りたいと早速、連絡してみて最低発注数を聞くと6000個〜だと言われました。1個仕入れ値が300円として6000個だと180万円です。売れるか売れない分からないアイテムに180万円とは、とても投資できる額じゃない。やはりメジャーブランドと、しがない土産屋の別注は無理なんだなぁ〜と、がっかりして諦めたことをよく覚えてます。その後10年前くらいからオリジナル商品を強化していく戦略をとり様々なクリエーターさんに協力していただきながらアイテム数を徐々に増やしていきました。その中には、ある程度のまとまった発注数を出してもすぐ売れていくような商品も出てきました。そんな自信から今回、サンリオさんに別注依頼をしてみよう思うようになりました。打ち合わせさせていただき発注数と予算が折り合い只今、校正をした2ndサンプルが上がってきたので、コチラで発注をかけました。

サンリオキャラクターの中でも比較的マイナーなパティ&ジミーを選んだのは、今、お遍路をされてる方も50〜60代の女性が多く、その世代が小中学生時に親しんだ懐かしのキャラクターということで選びました。企画時に弊社スタッフや周りの観光に関わっている方に見せると評判は上々でした。少しでもお遍路の町、篠栗町のPRになればと思います。