2020/05/08 08:59


篠栗町でササグリンクといえば、クーポンを発行する団体のようなイメージで捉えられていて誤解されがちでした。


さて、前回説明したように個々の商店でブログを立ち上げて、それを共同でプロモーションしていく仕組みは作ったものの、ブログの集合体であるササグリンクのホームページを消費者の方々に見ていただき認知度を上げていくには、どうしたらと考え、日々更新している記事の中で、加盟メンバーが読んで面白いと思った記事を厳選してチラシに印刷して配布するというデジタルをアナログで宣伝するという今、考えれば画期的か?どうかは分かりませんが、そういった方法をとりました。


そのチラシの空きスペースに最初5〜6店舗のクーポンを入れたのが始まりでした。


その後、クーポンが反響がありそうだったので、何回目かからは上記の様に表面がブログの記事、裏面をクーポンにしてクーポン目当ての消費者が、そのクーポンを使う為に、店の情報を少しでも知ってもらうツールとしてのチラシに段々とシフトしていきました。


後にはクーポンのスタンプラリーを付け、達成したお客様にはクーポン加盟店で使える割引き券を発行したりして、よりお客様が楽しめるチラシに工夫していきました。


また、行政と観光協会が企画した町で働く人達が、みんなで篠栗Tシャツを着て遍路の町をPRする篠栗88ウィークなるイベントに協力してTシャツがクーポン代わりになる企画や、観光協会とコラボして観光協会員になると『 広報ささぐり 』に折り込まれるクーポンに掲載することができる企画などにより、最初にいったササグリンク=クーポンの印象が、だんだんと強くなったんではないかと思います。


今にして思うとクーポンを盛んにやったのも、本来なら商工会ような機関がやるべき事だと思うのですが、本当は蜜でないといけない商工会と商店主の間に慢性的な想いの開きがある事へのアンチテーゼだったように思うのです。


昨年でしょうか、志免町制80周年、宇美町制100周年を記念して志免・宇美68が主宰して2町合同で、クーポンを各々の町の広報誌に同封していただいたことがありましたが、これはササグリンクが培ってきたノウハウを兄弟ブランドの提供したことによるものです。